散歩の様子でわかる犬の本音
犬にとって、家から一歩出ればそこは刺激にあふれた不安な別世界です。お散歩タイムは、愛犬の飼い主さんへの信頼度、犬の社会性や勝手気まま度が明らかになります。例えば社会性のある犬は、どこでも堂々と楽しく散歩できますが、経験不足のわんこは人や他の犬に吠えたり、ちょっとした音にビクついたりしてしまいます。
お散歩タイムは、社会見学の時間と認識して時間帯やお散歩コースに変化を持たせるとよいでしょう。散歩をとおして愛犬にさまざまな体験をさせることで不安や緊張から解放された余裕のあるコに育てることができます。ただし、散歩タイムはトイレタイムではないので注意しましょう。散歩のとき愛犬が歩く位置で飼い主に対する本音がわかります。
1.愛犬が飼い主さんの前を歩く場合は・・・
先頭を行くことで、自分が飼い主をリードしている気になっています。残念ながらこの場合、わんこにとって頼れる飼い主と認められていない状態といえます。まさに自分が飼い主を散歩に連れ出していると勘違いしているわけです。そのため、飼い主の意思を気にせずに自分の興味のある方向へぐいぐい引っ張っていきます。このままだと、事故にあう危険もあるので、早々に愛犬との信頼関係を築くようにしましょう。
2.愛犬が飼い主さんの横を歩く場合は・・・
愛犬が飼い主の横に並んで歩くのは、一緒に散歩を楽しんでいる証拠です。飼い主の存在をきちんと意識しているので、ときどき顔を見上げたりもするはずです。飼い主と愛犬との間によい信頼関係が築けているといえるでしょう。
3.愛犬が飼い主さんの後を歩く場合は・・・
愛犬が飼い主さんの後ろを歩くのは、犬が散歩に不安に感じているから。まさに飼い主を盾にしながら緊張して散歩にのぞんでいるわけです。そのためにも、もっと散歩に連れ出して経験値を上げて自信をつけさせてあげましょう。飼い主さんをまったく頼っていないわけではないので安心してくださいね。
ドッグトレーナーにしつけを任しているけど全然いい子にならない・・・
訓練所に預けていい子になって帰ってくるけど、しばらくするとまた言うことを聞かなくなってしまう。それは、あなたの愛犬が本当の意味での「しつけ」ができていないからです。しつけとは、飼い主さん自らが愛犬と向き合って信頼関係を築く行為です。それがしっかりできていないと、いくら訓練所に預けたとしても意味はありません。飼い主自らが実践すべき犬のしつけ法をわかりやすく解説したサイトが「プロに頼まずに飼い主だけで実践できる犬のしつけ法」です。気になった方は是非覗いてみてください。
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